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環境省黄砂飛来情報ページの特徴

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地上から送信されるレーザー光線(国立環境研究所)
地上から送信されるレーザー光線
(国立環境研究所)

黄砂ライダー

ライダーは、レーザー光を用いたレーダーで、上空を通過する黄砂をリアルタイムで計測できる機器です。

レーザー光を地上から送信し、上空の浮遊物質に当たってはね返ってくる光線を解析することによって、いろいろなことが分かります。
なお、リアルタイムの観測データは観測地点から自動送信され、毎時20分頃に更新されます。
(例えば、9時から10時までのデータは10時20分に更新されます。)

もくじ モデル計算による黄砂の予想分布 円柱にキャラクターが表示されたときは 地点毎の黄砂濃度の日・時間変化が判ります 高度別の黄砂濃度がリアルタイムで判ります 地上付近の黄砂の濃度がリアルタイムで判ります 黄砂と大気汚染物質の区別が可能です
その他の黄砂関連情報

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1.黄砂と大気汚染物質の区別が可能です

黄砂粒子の電子顕微鏡写真
黄砂粒子の電子顕微鏡写真
黄砂パンフレットより)

一般的に排ガスなどの粒子状の大気汚染物質は球形ですが、黄砂粒子は球形ではありません(右写真参照)。
この形状の違いをライダーは判別できるため、肉眼では区別できない黄砂と黄砂以外の大気汚染物質等の粒子状物質を判別して観測することが可能となります。

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ライダー観測装置では、偏光レーザー光(光波の位相が一方向にそろったもの)が用いられています。
偏光レーザー光は、球形の物体に当たってはね返ってくる時は偏光状態が変わりませんが、非球形の物体に当たってはね返ると偏光状態が乱れるため、この偏光状態の乱れる程度によって、浮遊物質の形状が判断できます。

偏光レーザー光説明図

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2.地上付近の黄砂の濃度がリアルタイムで判ります

レーザー光が微粒子に当たりはね返ってくる光線量から、浮遊物質量(濃度)を推定できます。

■光線量から、浮遊物質量(濃度)を推定する原理

光線量から、浮遊物質量(濃度)を推定する原理
SPM地図

画面に表示されているオレンジ色の円柱は、地上付近(地上から上空1kmまで)の黄砂の平均濃度を表したものです。

円柱図
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本ページに掲載されている数値は、ライダー装置で得られるデータ(光の量の変化)を基に計算した黄砂の濃度です。観測された値(光の量)を、その地域の特性を基に黄砂の量(推定値)として計算したものが、このページで使用されている黄砂の濃度 [mg/m3]です。

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3.高度別の黄砂濃度がリアルタイムで判ります

微粒子に当たってはね返ってきたレーザー光の乱れ具合から、黄砂の高度別の濃度(=上空のどの辺りに、どの程度黄砂が飛来しているか)を知ることができます。

地図上の円柱円柱をクリックすると、円柱が拡大され、上空6kmまでの黄砂の高度別の濃度が、色分けされて表示されます。

円柱で見る黄砂の高度別の濃度

例えば、拡大した円柱の上の部分のみが赤くなっている場合は、黄砂が地上には飛来しておらず、上空を通過していると考えられます。

■浮遊物質の高度を把握する原理

浮遊物質の高度を把握する原理

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4.地点毎の黄砂濃度の日・時間変化が判ります

地点名をクリックするとウィンドウが現れ、地点毎の黄砂濃度の時間変化が表示されます。
また、選択ボタンを切り替えることで、日変化も表示できます。

黄砂濃度の日・時間変化表示の見方

5.円柱にキャラクターキャラクターつき円柱が表示されたときは

地上付近の黄砂の濃度が高くなっている可能性を示しています

このキャラクター(マスクをつけたパンダ)は、浮遊粒子状物質(SPM)の濃度(ライダー設置場所に一番近い一般環境大気測定局のSPM観測データ)の速報値が環境基準(1時間値)の0.2mg/m3を超え、かつライダーでも地上付近の黄砂が高濃度(0.3mg/m3を超えた場合)と判定されたときに表示されます。

キャラクターが表示される時は?
SPM地図通常時
通常画面
SPM地図キャラクター表示時
キャラクター表示時
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SPMとは、大気中に浮遊している微小な粒子状物質(粒径が10μm以下)のことであり、自動車の排ガスや工場からのばい煙に加え、微小な黄砂粒子なども含まれます。春期には、黄砂による影響を受けて、SPMが一時的に高濃度になる場合があります。このため、このキャラクターが表示されているとき(=SPM、ライダーともに高濃度を観測しているとき)は、地上付近に黄砂が飛来していると考えられます。

なお、この表示機能は日本にある観測地点のみを対象としています。

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6.モデル計算による黄砂の予想分布

画面左下のCFORS画像は、ライダーデータを利用したシミュレーションモデルによる東アジアの黄砂の予想分布であり、国立環境研究所と九州大学との共同研究の一環として提供しています。 本ページでは、表示されている時間に最も近い時間の分布図が表示されています。

CFORS

■CFORSの分布図は、地表から高度1kmまでの黄砂の平均濃度を示しています。

■春以外の季節には、高めの値が表示されます。

■明後日までの予想分布図は、CFORSのホームページでご覧になれます

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その他の黄砂関連情報

ライダーデータ以外に、黄砂の重要な情報として、SPMデータと視程データがあります。

■SPMデータ
黄砂は粒子状物質であるため、地上付近の黄砂の飛来状況は浮遊粒子状物質(SPM)の観測結果も参考となります。ただし、SPMの観測データには、粒子状の大気汚染物質も含まれることにご留意ください。環境省大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」より、見たい地域をクリックし、「浮遊粒子状物質」の項目を選んでご覧ください。
また、韓国の粒子状物質の観測結果にご関心のある方は、韓国環境省の大気環境情報提供システム「AIR KOREA」より、中央上部の韓国の地図「Real-Time Air Quality Data」をクリックし、「PM-10」(粒子状物質)を選んでご覧下さい。

■視程データ
気象庁の黄砂情報では、大気中に浮遊した黄砂または局地的に舞い上がった砂や塵について、その濃さ(水平方向の見通し)に関わらず、観測者が目視で観測した地点を表示しています。

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