大気汚染物質(常時監視測定項目)について

大気汚染常時監視測定局で測定されているもののうち、そらまめ君では、次の表のとおり、大気汚染物質12物質と気象観測項目4項目を表示しています。

そらまめ君の表示は、環境基準に準じた単位を用いています。


大気汚染物質(常時監視測定項目)

そらまめ君の表示に用いている単位は、次のとおりです。


表示単位 単位の説明
ppm 容量比や重量比を表す単位で、1ppmとは、空気1m3中に物質が1cm3含まれる場合をいう。 ppmは、「part per million」の略称で100万分の1のことをいう。
ppmC 大気中の炭化水素類を表す単位で、1ppmCとは、空気1m3中にメタンに換算された物質が1cm3含まれる場合をいう。
mg/m3 重量濃度を表す単位で、1mg/m3とは、空気1m3中に物質が1mg含まれる場合をいう。
μg/m3 重量濃度を表す単位で、1μg/m3とは、空気1m3中に物質が1μg(0.001mg)含まれる場合をいう。

そらまめ君では、環境基準などを参考にして、測定濃度を、次の表のとおり、色別にランク表示しています。ランクは、原則として、環境基準値を超える値が黄色以上になるよう、設定されています。


そらまめ君の測定濃度ランク表示

「静穏」の定義は、自治体ごとに異なりますが、そらまめ君では、統一的に、0.20m/s未満を「静穏」と表示しています。
自治体が、風速0.20m/s未満であっても、「静穏」と定義していない場合には、そらまめ君では風向を「静穏」と表示し、風速の測定値はそのまま表示しています。
自治体の「静穏」の定義が、0.20m/s以上の場合には、自治体に従い、そのまま「静穏」として表示しています。
したがって、各自治体が独自に公表する測定値(速報値)と、そらまめ君の表示では、値が異なることがあります。

大気汚染物質のうち、次の物質について、環境基準が定められています。各測定方法の詳細は、 測定方法に掲載しています。


大気汚染に係る環境基準

備考

  1. 環境基準は、工業専用地域、車道その他一般公衆が通常生活していない地域または場所については、適用しない。
  2. 浮遊粒子状物質とは大気中に浮遊する粒子状物質であってその粒径が10μm以下のものをいう。
  3. 二酸化窒素について、1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内にある地域にあっては、原則としてこのゾーン内において現状程度の水準を維持し、又はこれを大きく上回ることとならないよう努めるものとする。
  4. 光化学オキシダントとは、オゾン、パーオキシアセチルナイトレートその他の光化学反応により生成される酸化性物質(中性ヨウ化カリウム溶液からヨウ素を遊離するものに限り、二酸化窒素を除く。) をいう。

光化学オキシダントの生成防止のための大気中炭化水素濃度の指針が昭和51年の中央公害対策審議会答申において示されている。
同指針においては、午前6時から9時までの非メタン炭化水素濃度を0.20ppmCから0.31ppmCの範囲以下とすべきである としている。


注意報 注意報 光化学オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上で、気象条件からみて、その状態が継続すると認められる場合に、大気汚染防止法第23条第1項の規定により都道府県知事等が発令
警報 各都道府県等が独自に要綱等で定めているもので、一般的には、光化学オキシダント濃度の1時間値が0.24ppm以上で、気象条件からみて、その状態が継続すると認められる場合に、都道府県知事等が発令

大気汚染物質の測定方法の概要は、次のとおりである


微小粒子状物質

微小粒子状物質

窒素酸化物(二酸化窒素・一酸化窒素)

窒素酸化物(二酸化窒素・一酸化窒素)

浮遊粒子状物質

浮遊粒子状物質

光化学オキシダント

光化学オキシダント

二酸化硫黄

二酸化硫黄

一酸化炭素

一酸化炭素

炭素水素

炭素水素

参考文献:環境大気常時監視マニュアル(第5版) 環境省水・大気環境局 平成19年3月


<関連ページ>
<環境省ホームページ>
大気汚染防止法
大気の汚染に係る環境基準
環境大気常時監視マニュアル 第5版